老害営業マンとは
老害営業マンとは、職業が営業職で老害という厄介なステータスを持った社会人です。具体的には、ある程度いい役職に就いていて、会社内ではいい逆らう人がいなく、ある意味無敵状態になっている、我々からすると非常に扱いに困る人を指します。
ここで大事なのは年齢が関係ない事です。老害と記載したが、30代でも老害症状が出ている人も結構多いです。
老害営業マンの性格
性格は感情的ですぐに怒る事があります。逆にすぐに喜ぶ事もあります。とにかく単純な性格なので、常に褒めて持ち上げれば被害は最小に抑える事ができます。若手社員の批判を繰り返し、社内ではしっかり指導している雰囲気を出しているが、若手潰しでしかない。
老害営業マンの主な言動5選
1:昔の武勇伝を語る
もうこれは定番中の定番で、誰もが知らないうちに100回くらいは相手した事があると思います。同じ話しを何回も何回もしてきて「また始まったよ・・・」って思った経験はあるんじゃないでしょうか。
この鬱陶しい絡みに対策があるんです。
対策
何回も聞いた武勇伝が始まったら「それって○○ですよね?前に聞きましたから覚えてますよ」って言ってあげると、相手は覚えてくれてた事に喜び、武勇伝が短縮されます。
最悪なのはそれで気を良くして続編を語りだす事です。そうなれば、諦めましょう。
2:自分で調べる能力が皆無
分からない事を調べるのに、自分んで調べる努力をしなくて、平気で部下や若手社員に聞きく。もちろん逆のパターン(部下や若手社員が老害おじさんに、分からない事を聞く)をやったら最後、猛烈な御指導のラッシュがきますので、それは厳禁になります。
ジャイアンを相手にしてるのと同じで、俺は良いけど、おまえはダメという本能が働きますので要注意。これにも対策があります。
対策
老害おじさんから何か聞かれたら、「○○とググれば出てきますよ」って教えてあげて、自分で調べる方へ誘導してあげましょう。
PCが使えないとかスマホが使えないとか言い出したら、そんな会社に未来は無いので、そっと辞表を出しましょう。
3:物の価値=自分の価値
やたら身に着ける物が高価だったり、身に着けるものはボロボロでも車だけ高価だったりする人いませんか?高価な物をチラつかせて、それを自分のステータスに思ってる外見フルスイング老害。いちいちそのステータスに絡んであげないと機嫌悪くするから面倒ですよね。
ついでに「俺は100円の回転ずしなんて行ったことないわー」とか言うやつ。金持ち気取りでグルメ気取ってるけど、同じ職場の社員に金持ち気取っても、同じ会社なので収入なんて想像できてしまいます。会社の給料以外の収入源があるなら別だが、老害おじさんなら武勇伝のように自慢してくるから会社以外の収入源が有るか無いかは判別が容易です。同じ会社内で金持ち気取りは鬱陶しいですよね。
これにも対策があります。
対策
価値は分からなくても高価そうに見える物を見たらとにかく褒める事。褒め方は余計な事言わず一言「それ高そうですね」これだけでいいです。実際の値段はなんでも良くて、高く見える事は価値がある事と捉えてくれますので、老害おじさん歓喜です。単純な性格なので1週間程やさしくなります。
4:自称友達
一回話をした相手を友達と勘違いしてしまう傾向があります。御客様の事を「あそこの部長の○○ちゃんなら俺は仲が良いから、俺の頼みは絶対聞いてくれる。俺の頼みしか聞かないから。」こんな発言、今まで100回くらい聞いた事ないですか?これも、誰が見ても分かる100%勘違いです。
昭和風のおじさんは”○○ちゃん”は定番の呼び方ですね。もちろん本人の前では言えません。これを私は内弁慶老害と呼んでます。こんな内弁慶老害の相手をして下さる御客様は物凄く良い人なので、誠実な対応をする我々が行けば確実に真摯に対応して下さいます。
それにガンガン甘えていくのが内弁慶老害の特徴です。こんな時の対策も考えました。
対策
「あそこの部長の○○ちゃんなら俺は仲が良いから、俺の頼みは絶対聞いてくれる。俺の頼みしか聞かないから。」このような発言を聞いたら、とにかく信用しない事が大事です。それでも老害おじさんが気分良くしてるなら勝手にやらしておきましょう。
ビジネスがうまくいけば褒めてあげれば歓喜するし、うまくいかなければ一緒に「残念でしたね」と、くれぐれも「おまえの友達だったんじゃねーのかよ!」と思っても口に出さない事です。
5:車の運転がひどい
車の運転がひどいのはニュースでもよく出てくるので周知の事実です。あの人たちはスピード出す事がステータスを思っているのかと思うくらいスピード出しますよね。
それより言いたいのは車間距離が小学生の運動会の、”入退場時のかけあし”くらい詰めてきませんか?老害おじさんの反射神経では急なブレーキに対応できずに事故りそうだからって周りが気を使いますよね。あの人達は前の車についていく習性があります。前の車が信号が赤に変わりそうなタイミングで渡っても、しっかり後ろをついてきます。
実は老害おじさんは交通ルールが独自なんです。それでもなぜかゴールド免許なんです。あと、なぜかやたら車が車線の右寄りになって走行してます。私の運転する車の後ろにエンカウントした老害車をドアミラーで見ると老害車が右の車線上を走行してるのをよく見ます。これにもなんとか対策を考えました。
対策
自分の後ろに老害車がエンカウントしてきた時は、とにかくゆっくり走行してあげる。老害車は「おっせーな」と言い追い越していってくれる。追い越し車線が無い場合は側道に止めて先に行ってもらいましょう。
そんな老害車に関わっても事故に巻き込まれるか、エンカウントしてるうちはずっと気を使いながら運転しなければいけないのでストレスになります。なので先に行ってもらいましょう。
まとめ
これまで載せてきた物は私が実際経験してきた事実を元に作成しております。ハラスメントがうるさくコンプライアンスが厳しい昨今ですが、今も老害営業マンは独自のルールと、時には怒り、時には喜び、単純な感情で楽しく生きていると思います。
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